ダイエットしたいけれど運動や食事制限はちょっと…というズボラさん必見!
実は、お風呂にゆっくり浸かるだけでダイエット効果が期待できるとしたら信じられますか?
リラックスしながらキレイになれるなんて、一石二鳥ですよね。
この記事では、科学的根拠に基づきつつ、ズボラさんでも続けられる「入浴ダイエット」の方法とポイントをご紹介します。
今日からぜひバスタイムをダイエットに活用してみましょう!
入浴がダイエットに効果的な理由
多くの人にとって「お風呂=リラックス」のイメージですが、
実は入浴は体にさまざまな良い刺激を与え、結果的にダイエットにつながる効果が期待できます。
10分の入浴で約23キロカロリーの消費に!
温かいお湯に浸かると体温が上がり、血管が拡張して血行が良くなります。
血液循環が良くなると全身の細胞に酸素や栄養が行き渡り、細胞の働きが活発に。
その結果、基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー)も向上します。
体温が1℃上がると代謝が数%高まるとも言われ、入浴による「ポカポカ効果」は馬鹿にできません。
ある研究では、40℃程度のお湯に1時間浸かった場合に約140キロカロリーのエネルギー消費が見られたとの報告もあります。
平均入浴時間はおよそ10分程度なのでその場合は23キロカロリーほどの消費になります。
入浴するだけでこれだけのカロリーが消費できるのはとてもうれしいですね!
自律神経の安定とストレスホルモンの低下
お湯に浸かると「はぁ~気持ちいい…」と感じるあの瞬間、体では副交感神経が優位になっています。
副交感神経はリラックスモードの神経で、心拍数や血圧が安定し、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌も抑えられます。
ストレスを感じていると私たちの体は脂肪を溜め込みやすくなったり暴飲暴食しがちですが、
入浴でストレスが軽減すれば食欲のコントロールがしやすくなる効果も期待できます。
また、夜しっかりリラックスすると睡眠の質も向上し、
睡眠不足による太りやすさを防ぐことにもつながります。
実際、夜に入浴して深部体温を上げてから寝ると入眠がスムーズになることは
複数の研究で示されています。
睡眠中には脂肪燃焼を促す成長ホルモンも分泌されるため、
お風呂でぐっすり→痩せ体質という好循環が生まれるのです。
このように、入浴には「温熱作用」で代謝を高め、「静水圧作用」で血行を促進し、
「浮力作用」で体の緊張をとる、といったトリプル効果があります。
その結果、カロリー消費の増加や、食欲や睡眠の調整、疲労回復と
ダイエットに嬉しい要素が揃うわけですね。
実践方法 ~入浴ダイエットのやり方~
入浴ダイエットを効果的に行うために、具体的なポイントを押さえておきましょう。
難しいことは何もありませんが、ちょっとした工夫で効果アップ&安全に楽しむことができます。
お湯の温度
「ぬるめ~少し熱め」がおすすめです。
リラックス効果を狙うなら40℃前後、しっかり発汗したいなら42℃程度でもOK。
ただし、安全のため41~40℃程度までにとどめましょう。
あまり熱すぎると長湯できず効果が半減しますし、のぼせや脱水のリスクも高まります。
最初は38~39℃の「少しぬるいかな?」程度から始め、慣れてきたら40℃にするなど調整してください。
入浴時間について
湯船に浸かる時間は10~20分程度を目安にしましょう。
ダイエット効果を狙うならある程度の発汗がポイントです。
最初の5分程度で体が温まり始め、10分過ぎる頃から汗がじんわり出てきます。
汗ばむくらいまで浸かると代謝アップ効果が高まります。
ただし長時間の入浴は体に負担なので最大でも30分程度に留め、無理は禁物です。
途中で暑く感じたら一度湯船から出て休憩し、体を冷ましながら数分おきに浸かる「半身浴+休憩」の繰り返しも効果的です。
入浴後のケア
お風呂から上がったらまずコップ一杯の水を飲みましょう。
汗をかいた分、水分補給することで代謝がスムーズに行われます。
湯冷めしないようにサッと身体を拭き、夏でもエアコンの風に直接当たらないよう注意してください
入浴後30分~1時間は体がポカポカした状態が続きます。
このタイミングで軽いストレッチをすると柔軟性アップ&脂肪燃焼効果が高まりますし、そのまま布団に入ればぐっすり眠れるはずです。
注意点 ~安全に入浴ダイエットを楽しむコツ~
入浴ダイエットは無理なくできる方法ですが、いくつか注意すべきポイントもあります。効果を高めるためにも、安全第一で取り組みましょう。
高温・長時間のリスク
熱いお湯に長く浸かりすぎるとのぼせや脱水症状を起こす危険があります。
先ほど述べたように温度は40℃程度まで、時間も連続20分程度までに留めてください。
特にサウナ並みに熱いお湯(42~43℃以上)は心臓に負担がかかり血圧の急上昇を招くこともあります。
汗を大量にかいた状態で急に立ち上がるとめまいや立ちくらみを起こしやすいので、湯船から出る際はゆっくり慎重に。
また浴室と脱衣所の温度差が大きいとヒートショック(急激な血圧変動)につながる恐れがあります
冬場は浴室をあらかじめ暖めておくなど、温度差を減らす工夫をしましょう。
水分補給を忘れずに
入浴中~入浴後はコップ一杯の水かスポーツドリンクを飲み、水分やミネラルを補給しましょう。
お風呂で汗をかくと想像以上に水分が失われます。
脱水状態になると血液がドロドロになってしまい、せっかくの血行促進効果が台無しです。
常温の水を少しずつ飲むようにすると胃腸に負担もかかりません。
特に夜お酒を飲んだあと入浴する場合は、アルコール利尿作用でただでさえ脱水気味なので普段以上に水分補給を意識してください。
入浴時のおすすめアイテム3選
入浴剤
入浴剤はもうド定番ですね。
入浴剤の中でもおすすめしたいのがこちら!
一般的な入浴剤は香りや色、リラックス効果を重視したものが多く、
成分の多くが一時的な癒しを目的としています。
それに対して「BARTH 中性重炭酸入浴剤」は、重炭酸イオンを長く豊富に含ませることにより、
お湯に溶けた炭酸が15分以上も持続し、血管を拡張して血流を促進します。
血流が良くなると、酸素や栄養が細胞に行き渡り、基礎代謝の向上が期待できます。
また、香料や着色料を使っていないため肌にやさしく、毎日のケアとしても安心。
冷え性やむくみ、疲れやすさに悩む人はもちろん、
代謝を高めて痩せやすい体を目指したい人にとっても大変おすすめの入浴剤です。
30粒(一回の入浴で3粒)入りで2,750円なので一回あたり275円となっております。
バラ売りの入浴剤だと300円~400円はするので、お財布にも優しい商品です。
バスピロー
皆さん、「バスピロー」ってご存じですか?
お風呂に浸かるのってすごく気持ちいいですよね。
でも…頭をもたれかけるのは硬い浴槽の壁。
あれをもっとよくできないかな、、、なんて思ったことありませんか?
そんなときにぜひ試してほしいのが、このバスピロー!
ふわっと頭を支えてくれて、まさに極楽中の極楽。気づけばあっという間に15分…なんてことも。
あまりの気持ちよさに「寝てしまいそう…」となるかもしれませんが、
そこは要注意。入浴中に寝るのは本当に危険です!
でも、それくらい気持ちいいんです。
リラックスしながら体も温まる、お風呂時間がご褒美になるアイテム。
ぜひ一度、この極上の心地よさを体験してみてください!
スマホケース
入浴中、全身を温めるにはスマホがいじれないですよね。
私も実際に使っているんですが、このスマホケースめちゃくちゃ優秀です。
湯船に浸かりながらスマホを操作しようとすると持っている方の腕は湯船に浸かれないので
しっかり温まれないんですよね。。。
でもこのケースを使うとスマホを壁につけることができるので
全身しっかりと湯船に浸かりながら動画を視聴することができます。
湯船に浸かっているときはどうしても退屈になってしまうので
ぜひたまには動画視聴をしながらゆっくり湯船に浸かってください!
最後に
この記事にたどり着いたということはおそらく楽に痩せたい!というズボラさんだと思います。
何を隠そうこの記事を書いている私もとてつもないズボラーです笑
でも、ダイエットを成功させられるかどうかはどれだけ短期間に痩せられるかではなく、
時間がかかっても痩せられるか、痩せた後もその体形を維持できるかが大切だと思います。
「入浴」というむしろ皆さんにとってご褒美となるような行為で痩せられるなんて最高ですよね。
きついことをして痩せた人が偉いわけでもなく、楽をして痩せた人が悪いわけでもないので
皆さんができることをできる範囲でマイペースにやっていきましょう。
この記事が読んでいただいた方のダイエットの成功の一役になっていれば幸いです。